お知らせ

高活性化NK細胞療法を開始しました

2019.10.10

この度、北新地さくらクリニックは第三種再生医療提供計画の許可を取り、高活性化NK細胞療法を

開始致しました。

 

 

提供する再生医療等:悪性腫瘍に対する自家培養NK細胞療法

提供計画番号:PC5180051

 

 

高活性化NK療法(免疫細胞療法)とは?

 

BCG免疫療法と同じく自己の免疫力を高めることで癌を小さくする、あるいは癌が大きくなるのを

遅くする効果を狙った治療法です。

大きな違いはBCG免疫療法が体内でNK細胞を増やすのに対し、この療法は患者様の血液を採取し

NK細胞が含まれるリンパ球を増殖・活性化させて再び体内に戻す点です。

BCG免疫療法と組み合わせることでより効果的な免疫療法を受けていただけると思います。

 

 

NK細胞とは?

 

NK細胞は免疫監視機構の主体となる細胞で、健康な方でも日々体内で作られているがん細胞の

排除に大きく貢献しています。

様々ながんに共通して認められる目印で、がんを識別して排除することができる細胞です。

そのため、色々ながんに対して治療効果が期待できます。

 

ご自身の細胞を戻す治療法であるため、副作用が非常に少ない治療法ですが、まれにアレルギー反応

など思わぬ副作用が出る可能性があります。

また標準治療にとって代わる治療法ではありませんので、標準治療との併用をお勧めしています。

 

 

治療の内容や料金等、気軽にお電話・メールにてお問い合わせください。